小学校での弦楽カルテット

文化活動・演奏会

はじめに

少し前のことになりますが、芸術文化活動の一環として自治体から依頼があり、公立小学校で弦楽カルテットの演奏会を開催しました。今回は、その内容や演奏した曲について紹介したいと思います。

 演奏会の目的

今回は芸術文化活動として演奏会を開催しました。演奏や私たちとのコミュニケーションを通じて、

  • 子どもたちに芸術、音楽に親しんでもらう
  • 子どもたちに弦楽器の魅力を知ってもらう
  • 子どもたちの感性や想像力などを養う

といったことを目的としています。

 演奏会プロフィール

演奏会の概要は以下の通りです。

  • 弦楽カルテット(弦楽四重奏)
  • 小学1年生から6年生まで全児童向け
  • 1時間程度の演奏会(トーク含む)

 カルテットとは

カルテットとは四重奏(4つの楽器による合奏)のことを言います。今回は、弦楽カルテットと呼ばれるバイオリン(2本)、ヴィオラ、チェロの構成です。なお、今回私はヴィオラを演奏しました。

 曲の紹介

では、今回演奏した曲目について簡単に紹介します。

  • アイネ・クライネ・ナハトムジーク(モーツァルト)
    特に第一楽章はテレビなどでよく流れているので、小学生はもちろん、誰もが知っていることと思います。モーツァルトの代表的な作品です。
  • Fiddle-Faddle(ルロイ・アンダーソン)
    ルロイ・アンダーソン(1908-1975年)はアメリカの作曲家です。Fiddle-Faddleは、とてもテンポが良く親しみやすい作品です。
  • Blue Tango(ルロイ・アンダーソン)
    Blue Tangoは同じくルロイ・アンダーソンによる作品です。当時(1950年代)アメリカで大ヒットしたタンゴで、彼の代表作と言えます。
  • Plink, Plank, Plunk(ルロイ・アンダーソン)
    ルロイ・アンダーソンの最後は「Plink, Plank, Plunk」です。弓を使わずに弦を指で弾く「ピッチカート」という演奏技法を用いる、とても可愛らしい作品です。
  • 「真田丸」テーマ
  • ユーモレスク(ドヴォルザーク)

 トーク

バイオリンとヴィオラ、チェロの大きさや音質の違いについて説明したり、クイズ形式で弦楽器への理解を深めてもらいました。小学生の皆さんと楽しくコミュニケーションを取ることができました。

 終わりに

今回、小学生の皆さんと音楽を通じてコミュニケーションを取り、多少でも芸術や音楽に興味を持ってもらえたのではないかと感じました。私としても勉強になることが多く、非常に有意義な時間を過ごすことができました。