はじめに
今回は、子ども向け分数バイオリンの特徴や選び方、持ち替えのタイミングについて紹介します。
分数バイオリンとは
通常の大きさのバイオリンは大きすぎるため、子どもでは扱うことができません。そのため、子ども向けには「分数バイオリン」と呼ばれる専用のバイオリンが作られています。
分数バイオリンには、以下の種類があります。
(1/32)、1/16、1/10、1/8、1/4、1/2、3/4、4/4(=フルサイズ)
分数が小さいほど楽器サイズが小さく、徐々に大きくなっていきます。
分数バイオリンの特徴
標準バイオリン(4/4)と分数バイオリンの違い、特徴をまとめました。
- 外観
- 価格
バイオリンのサイズによって価格は大きく変わりません。 - 調弦
サイズによって調弦方法は変わりません。 - 音域
サイズによって音域は変わりません。 - 音質
バイオリンのサイズが上がるに連れ、音がよく響くようになっていきます。 - 縦幅、横幅、重さ
サイズが上がるに連れ、幅は広くなり、重量も重くなります。弦を抑える指の幅についても広がっていくため、多少の慣れが必要です。 - 弓
サイズが上がるに連れ、弓は長くなっていきます。 - 肩当て
サイズが上がるに連れ、肩当ては大きくなっていきます。肩当てのアジャスターを調整することで、おおよそ2つのサイズのバイオリンに対応できます。 - 弦
サイズが上がるに連れ、弦は長くなっていきます。
分数バイオリンの選び方
では、分数バイオリンの選び方を紹介します。お子様のバイオリンを選ぶ際は、身長が一つの目安になります。おおよそ、以下の通りです。
分数バイオリンを選ぶ際、身長は一つの目安となりますが、あくまで参考です。腕の長さや体型等によって個人差があるため、注意が必要です。
自由が丘・田園調布バイオリン教室の分数バイオリンレンタル
自由が丘・田園調布バイオリン教室では生徒様限定でバイオリンのレンタルを実施しています。講師がお子様に合ったサイズのバイオリンを選び、適切なタイミングでバイオリンの交換を実施いたします。
ご家庭で購入される場合でも同様に、お子様に合ったサイズ、持ち替えのタイミングをご提案しております。
最後に
今回は子ども向け分数バイオリンについて紹介しました。お子様のバイオリンを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
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