ソルフェージュ紹介

リトミック

はじめに

こんにちは。今回は、自由が丘・田園調布バイオリン教室で実施している「ソルフェージュ」について紹介したいと思います。

 音感について

ソルフェージュのお話に入る前に、音感とリズム感について簡単にお話ししたいと思います。

まず、音感とは、音を感じる能力を言います。音感には絶対音感と相対音感があります。
絶対音感は、よくメディア等で取り上げられていますが、何か音を聞いたら、それがドレミファソラシドのどの音なのか分かります。
相対音感は、ある音を基準にすることで、他の音が分かります。

音感を身につけることで、バイオリンを始めとした楽器全般の上達が期待できます。

 リズム感について

リズム感とは、リズムを感じる能力を言います。リズム感と聞くと、ダンスなどをイメージされる方も多いかと思いますが、バイオリンをはじめとした楽器演奏にとって非常に大切な能力でもあります。楽器を演奏するには、第一に楽譜を読む必要があります。リズム感を身につけることで、拍子や音符の長さを理解することができます。

また、リズム感は楽器演奏だけでなくスポーツなどにも通ずる、汎用性の高い価値のある能力です。

音感もリズム感もバイオリンの上達においてポイントになる、とても大切な能力です。

 ソルフェージュとは

前置きが少し長くなってしまいましたが、ソルフェージュについて紹介します。ソルフェージュは「読譜を学び、リズム感、音感を身に付ける」訓練です。

話題になることが多い幼児教育として「リトミック」があります。ソルフェージュもリトミックも、楽器を学ぶための基礎訓練ですが、ソルフェージュは「読譜」を学び、リズム感、音感を身に付ける。リトミックは「身体全体」を使って、リズム感、音感を身に付ける点で異なります。

 視唱について

自由が丘・田園調布バイオリン教室のソルフェージュで具体的に取り組む内容について紹介します。

まずは「視唱」です。視唱とは楽譜を見て音符で歌う訓練のことを言います。「歌える人は演奏もできる」と言われており、声に出すことで音符を歌うことで、演奏の上達が期待できます。

また、リズム譜と呼ばれる専用の譜面を見て、リズムを叩く訓練を実施します。簡単なリズムから、複雑なリズムまで、様々なリズムが取れるように訓練します。リズム感がつき、強迫や弱拍といったことも分かるようになります。

 聴音について

次に「聴音」です。聴音とは音を聞いて楽譜に起こす訓練のことを言います。最初は単音、慣れてきたら和音や複雑なメロディを楽譜に起こすといったことに取り組みます。また、小さなお子様には音当てクイズを実施するなど、楽しく聴音に取り組みます。

聴音を実施することにより、音感とリズム感の両方を鍛えることができます。

 最後に

自由が丘・田園調布バイオリン教室では、主にお子様の生徒さんを対象として、ソルフェージュを取り入れています。(大人の方もご希望があれば実施しています)
興味のある方は、ぜひ一度、体験レッスンにいらしてください。(ソルフェージュは体験レッスンの内容に含まれませんのでご注意ください)